Skip to content

経営統合から約半年が経った「くふうカンパニー」のドラマチックな沿革


 
2018年10月にオウチーノとみんなのウェディングが経営統合されてできた持ち株会社くふうカンパニー。経営統合から約半年が経ちましたが、改めてここに至る成り立ちをみてみました。
 
ご存知の通り、オウチーノ、みんなのウェディングの両社はどちらも穐田誉輝さんが筆頭株主でした。ただ最初っからそうだったわけではなく、途中から穐田さんが資本参加した会社で、そいういった経緯はカカクコム的な流れを感じます。
 
また両社とも、起業家がゼロから創業した会社ではなく、どちらも所属企業の新規事業的に立ち上がったという共通点があるってのは今回初めて知った(みんなのウェディングは知ってたけど、オウチーノもとは知らなかった)。
 
所属企業から独立し、上場まで持っていった両社ですが、上場後はなかなか苦戦してたように見受けられ、みんなのウェディングは2015年にクックパッドの資本参加を受けます。そして両社とも2016年末に穐田さんのMBOが発動され、昨年の経営統合へと進んでいくわけです。改めてみると結構ドラマチックな沿革だなーと思うわけです。
 
穐田さんがクックパッドでやろうとしてた生活関連事業の多角化を「くふう」では推し進めていっていると皆さんも感じてるとは思いますが、たぶんそうなんでしょう。この領域の既存の王者の牙城も安定してるとは言えないですし、統合していくことでシナジーを生んで、より大きな価値が生まれてくるかもしれません。
 
経営統合後に矢継ぎ早に新会社設立や子会社化を進めているくふうカンパニー。業績も改善しているように見受けられますし、この後が楽しみであります。まだ統合から半年。これからですね。
 
 
P.S.突然ですが、ブログ移転しました。引き続きよろしくお願いします。