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『TROUBLE MAKERS』という本を読んだのでシリコンバレー黎明期の簡単な系図を作った


 
前回の「セラノス」の記事ですが、改めて見てみると、図が多すぎるし、意味不明ですね笑 さすがに図を9個も載せるのは狂気だったなと反省します。そんなわけで今回も読書感想文的なエントリになってしまいました。今回は『TROUBLE MAKERS トラブルメーカーズ 「異端児」たちはいかにしてシリコンバレーを創ったのか?』という本です。
 
現在に繋がるシリコンバレーの神話の礎を築いた7人にスポットを当てて書かれた本。その7人は、ボブ・テイラー(パロアルト研究所でインターネットを始動させ、パソコン誕生に大きく貢献したリーダー)、マイク・マークラ(アップルの初期投資家で初代会長)、サンドラ・カーツィッグ(女性起業家として初めてハイテク企業のIPOに成功)、ボブ・スワンソン(世界初のバイオテクノロジー企業ジェネンテック生みの親)、アル・アルコーン(世界初のビデオゲーム『PONG』を開発)、フォーン・アルバレス(工場の現場作業員から経営幹部にのし上がった女性)、ニルス・ライマース(大学の研究成果を社会還元する仕組みを構築)。
 
パロアルト研究所とか名前はもちろん知っていたんだけど、その詳細はよく知らなかったので勉強になった。イノベーションはどのように起こるのかを知ることもできるが、それよりも「大企業からイノベーションが起きにくい理由」や「スタートアップが衰退していく理由」などがわかったような気がする。シリコンバレー黎明期のダイナミックな展開に心踊りながら、一方で細かい事象は日本のスタートアップでも「あるある」なことがあったり。700ページを超える本だが、読んでみる価値はあると思う。
 
さて、今回の図は、本書の中で登場するボブ・テイラー、マイク・マークラ、アル・アルコーンが関わった会社の系図というか、人の流れを簡単に作ってみました。ショックレー研究所でショックレーの狂気についていけなくなった「8人の反逆者」がフェアチャイルドを創業し、フェアチャイルドからはインテル、アタリ、アップル、セコイアなどが生み出されていった流れ。もう一つはパロアルト研究所からの流れ。前回の反省をふまえてサラッとした図にしようと思ったけど、それなりに細かくなってしまった(図をクリックすると大きな画像になります)。
 
何とかマフィアというのもあるけど、こういう人の流れみたいのも本場はダイナミックだなーと思いました。こういう流れが日本でも起きるかしらね。
 
 

TROUBLE MAKERS トラブルメーカーズ 「異端児」たちはいかにしてシリコンバレーを創ったのか?