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「取扱高2.5兆円」丸井グループの最近のスタートアップ投資をまとめてみた

丸井グループのベンチャー投資
 
今回は丸井グループのスタートアップ、ベンチャー投資関連についてです。丸井のことはみんな知ってと思いますが、昨期(2019年3月期)の業績は、取扱高2.5兆円、売上収益2,514億円、営業利益411億円というさすがの数値。
 
丸井の事業は主に「小売」と「フィンテック」に分類されます。前者はマルイやモディなど、後者はエポスカード。Webサイトを見ると「店舗/カード/Webの”三位一体”」を掲げ活動しているようです。
 
小売事業は、これまでの「商品を仕入れて販売する」仕入型の店舗から、「スペースを貸す」不動産型のSC・定借化への移行を推進。フィンテックはこれまでの若者向けの「支払う、借りる」から全世代向けの包括的金融サービスへ。WebはECサイトや通販を支えるロジなど。
 
 
そんな丸井ですが、ここ数年はスタートアップ、ベンチャー投資が活発ような印象があります。どんなとこに出資してるのかな?と気になったので2016年以降のものを図にまとめてみました。
 
投資領域は当然ながら事業シナジーが見込める「EC/小売」と「フィンテック」中心となっているようですね。一方で社会的意義がありそうな企業への出資もある(みんな電力やライフイズテックなど)。投資先の中から昨年はBASE、ギフティの2社が上場。
 
今年は特に「D2C」を支援を強化していくっぽく、D2Cスタートアップ支援に特化した子会社「D2C&Co.」を設立。先日、支援第一弾としてDINETTEへの出資が発表されました。
 
昭和6年創業の老舗大企業である丸井ですが、今も昔も若者に寄り添って、応援するスタイルってのは丸井の遺伝子として変わらないものなのかもしれないですね。今後もスタートアップとの取り組みを活発にしていってもらいたいです!