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業績好調な「IBJ」ですが、本業の婚活事業以外の売上も結構大きかったよという話

いつものようにTwitterを眺めていたら、懐かしい字面が並んだニュースが流れてた。
 


IBJ子会社であるDiverseとLINE、共同出資の新会社「HOP株式会社」を設立。マッチングサービス事業参入に関するお知らせ。(PR TIMES)
 
『YYC』『youbride』を運営するDiverseがLINEとJV作ってマッチングアプリやるって話なのですが、なんというか長年のウォッチャーにとっては「感慨深いな!」という感じ。上記ツイートにもあるように、Diverseはモンスト直前のミクシィが、上場前のLINEから買収していた。なので、7年の月日を越えて古巣と一緒に仕事をするってのはなかなか感慨深いなと。
 
ちなみにDiverseは2018年にIBJ傘下になっているようで、流れでIBJの業績などを初めてまじまじと見てみたんだけど、なんかめちゃ調子良さそう。しかも連結売上がぐいぐい伸びてる。どういうことか?
 

 
どういうことも何も、連結売上高が伸びてるってこと子会社の業績が伸びてるわけだけど、どうやら2016年に買収した旅行会社かもめと、2018年に買収したDiverseがトップラインの押し上げに寄与してるようだ。ところで「かもめ」って何?
 

 
こちらがかもめ社のサイトですが、南米に強みを持つ旅行会社のようだ。このかもめ社、2017年12月期の売上高2,967百万円(経常利益25百万円)、2018年12月期は売上高3,727百万円(経常利益34百万円)とIBJグループ入りしてからもトップラインを伸ばし続けてる。2019年12月期の有価証券報告書はまだなので、昨期の数値はわからないけど、それなりに伸ばしていると思われる。
 

 
こちらは2018年12月期のIBJ社のセグメント別売上高なのだが、こうやってみてみると、婚活サービスのIBJだが、旅行事業のかもめ社のセグメント売上が一番大きいように見える。これはなかなか意外だった。
※ちなみに2019年12月期から事業セグメントが変わって、婚活事業とライフデザイン事業の2つになった。あやしげな名称の「ラウンジ事業」が消えてしまったのは少しさみしい笑。
 
 
というわけで、
 
・買収した会社がトップライン押し上げに寄与してる
・買収された会社が買収後も業績伸ばしててて偉い!
・利益は単体の方が圧倒的に出しているので、今後はその辺の改善できるかどうか
 
というのがまとめになるでしょうかね。それではまたー(stand.fm感ある終わり方)。